メールはこちら

離婚相談ページは現在調整中です。
3秒後に「弁護士法人 クオリティ・ワン 企業法務」へジャンプ致します。

モラルハラスメント(モラハラ)について

モラルハラスメント(モラハラ)について

モラルハラスメントとは定義が難しいですが、理解しやすい言葉で言うならば、家庭内におけるいじめのようなものです。具体的には、精神的暴力や嫌がらせのことを指します。典型的なドメスティックバイオレンス(DV)とは違い、実際に暴力を振るうわけではないのですが、言葉や行動、態度によって相手に精神的苦痛を与えます。

実際にモラルハラスメントの被害を受けている方達のお話を聞くと、ご自身では被害を受けていることに気付かなかったという方が多くいらっしゃいます。本や雑誌のコラムを読んだり、知人・友人から話を聞いて「まさにうちの夫のことだ!」「私、モラルハラスメントを受けているんだ!」と自分が被害者であることに気づく方が多いようです。

モラルハラスメントの特徴

1.自己顕示欲が高い

モラルハラスメントをする人は、周りから自分がどう見られているかをとても気する人が多い傾向にあります。プライドが高く、「仕事ができる」「才能がある」「優秀である」と見られたいと思っています。実際には、世間で「エリート」と呼ばれる人が、モラルハラスメントの加害者になっているケースが多く見られます。

2.自分の非を認めない

モラルハラスメントをする人の特徴として、何か問題が起こった場合、自分の非を認めません。自分が浮気をしたとしても「浮気させるようなお前が悪い」というように相手のせいにしたり、何か問題が起こった際には「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ!」などと話をすりかえる傾向があります。

3.突然怒りだすことがある

突然怒ることがあることも、モラルハラスメントの特徴です。そうすることで、自分が優位に立とうとします。定期的に怒ることで、夫婦関係に上下関係をつけたいのです。テレビを見ていると突然「うるさい、テレビを消せ」といった具合に突然怒り出したりします。

モラルハラスメントはわかりにくい

モラルハラスメントは家族内という人間関係の中で行われるため、周囲には気付かれにくいのが一般的です。また、見た目はとても穏やかな人である場合が多く、周囲に対しては「いい夫」「いい妻」を演じているので、周囲にはなかなか理解してもらえないこともあります。

我慢せずにまずご相談ください

モラルハラスメントの被害者の多くは「私が間違っている」「私が悪い」と思って我慢しています。まずは自分が被害者だということに気付くことが重要です。

モラルハラスメントはどんどんエスカレートしていきますし、被害者の方は我慢していてもそれが苦痛となってしまいます。しかも、放置することでモラルハラスメントが収まる可能性はとても低いのが実際です。

 一人で悩まずにまずはご相談下さい。