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弁護士との離婚相談をスムーズにするためには

弁護士との離婚相談をスムーズにするためには

離婚をするにあたって、お子さんの問題やお金の問題など悩みは尽きないと思います。これらは交渉の仕方一つで結果が大きく左右されてしまうので、慎重かつスピーディーに進める必要があります。ポイントを知らずに離婚に同意してしまって、後から気づいてもどうしようもない、ということもあり得ます。事前に弁護士に相談する。これが重要です。

ただし、弁護士に相談に行ったとしても、しっかりと相談したい事項を伝えられなければ、せっかくの相談時間を活かすことができません。あなたが何に悩んでいて、弁護士に何を聴きたいと思っているのかを事前に考えておきましょう。

ご本人から弁護士に話をしましょう

相談者の方にとって適切なご助言をさせていただくためにも、一度、来所をしていただき、お悩みごとの詳細、細かい心情的な背景までをお聞きさせていただく必要があります。特に、離婚分野の場合、ただ離婚を成立させるだけではなく、子どもの問題やその後の生活の問題など、考慮しなければならない点が多くあります。

何より、離婚のご相談では心理的なサポートも重要になってきます。通り一遍の知識をお伝えすることが私達の役割ではないのです。やはり、顔をあわせ、場の雰囲気を作り、全体を通しての解決を目指すものですので、来所いただいてのご相談が大事です。

関連しそうな資料はすべて持って、相談へ行きましょう

相談者にとって適切な助言をさせていただくためには、お悩み事に関連しそうな資料は可能な限り持参ください。お悩み事に関連するかどうかは弁護士が判断いたします。中には、大事な資料が眠っているかもしれません。

特に、下記の書類は、相談の際に持参されることをお勧めいたします。

① 相手方からの通知書

② お互いの年収の証明資料(源泉徴収票、給与明細、預金通帳等)

③ 不倫を原因とする相談なら証拠の書類や写真

相談したい事項をまとめておきましょう

離婚をするにあたって、交渉すべき事項は多くあります。どうして離婚をしたいのか(したくないのか)、子どもの親権や養育費はどうしたいのか、更には、財産分与で希望する資産があるのかどうかなど、事前に考えておくことでスムーズに相談を進めることができます。

離婚をしたい(したくない理由)

離婚をしたい理由には、浮気や暴力、性格の不一致など様々なものがあります。家庭でのことを第三者にお話しすることに抵抗があるかもしれません。ですが、弁護士には包み隠さずお話しいただくことをお勧めいたします。

離婚をしたい理由次第では、離婚の成否に大きな影響が出るのです。

弁護士には守秘義務がありますから、ありのままの事実をお話ください。

子どもの親権・面会交流

離婚をする際には、夫婦のどちらか一方しか親権者になれません。未成年のお子さんがいらっしゃる場合には、親権を希望するかどうか、希望する場合には、お子さんの生活状況や相手方の状況やこれまでのお世話の状況について説明ができるようにしておきましょう。

また、別居期間中や離婚後の面会交流に実施にあたり、希望する内容を考えておきましょう。

婚姻費用、養育費、財産分与

離婚とお金の問題は密接につながっています。別居してから離婚が成立するまでの生活費(婚姻費用)や子どもの養育費、さらには、夫婦であった場合に協力して得た夫婦の財産を分割する(財産分与)といった問題が生じます。

そのためには、夫婦がどのような財産を持っているかを把握しておくことが大事です。夫(妻)の名義を問わず、夫婦が保有している預貯金や株式などの金融資産、不動産、美術品、自家用車などの財産、そして互いの収入状況をすべて書き出しておきましょう。

その他の相談事項

その他にもさまざまなお悩み事や主張されたいことがあると思います。初めて弁護士に相談する際には、ノートや手帳に手控えを用意しておくと、聞き漏らしなく安心して相談に臨めると思います。

まとめ

弁護士に離婚相談をする際の準備事項について、弁護士が解説しました。

すべてをご準備のうえで相談に来なければならないということではありませんが、ご相談の時間も限られています。ご準備されることでより実りのある相談になると思いますので、ご自身のお考えを整理する時間を大事になさってください。